0968-74-1148当院の一般歯科
一般的に、子どもや若い世代による歯のセルフケアや早期治療が奨励・実施されてきた成果として、むし歯の治療症例数は減少してきています。しかし、まだ幅広い年齢層でむし歯というお口のトラブルを抱える患者さまが多いのが現状です。
一般的に、子どもや若い世代による歯のセルフケアや早期治療が奨励・実施されてきた成果として、むし歯の治療症例数は減少してきています。しかしここ玉名市では、まだ幅広い年齢層でむし歯というお口のトラブルを抱える患者さまが多いのが現状です。
歯のトラブル
（むし歯）の原因
むし歯の原因はお口の中の、時々「むし歯菌」。その細菌が食べ物のかすなどをエサに増殖し、酸を出して歯に穴を開け、むし食い状態にします。初期段階で治療し、きちんとセルフケアを行って事なきを得ることができますが、進んでしまうとむし歯の穴は拡大したり、歯が溶けてしまったりします。
やがて病巣は根管に達し、最後は抜歯という結果にも至りかねません。
むし歯の進行と症状
むし歯は治療しないと徐々に進行する疾患で、完治することはありません。通常は以下のような過程をたどっていくので、気付いたなら早めに治療を受けましょう。
C0ごく初期段階のむし歯
歯の表面にあるエナメル質が少し白濁している状態で、痛みなどの自覚症状も穴もなく、見た目にはむし歯とはわからない状況です。このような初期段階では経過観察を行い、予防治療の説明をして、歯みがき指導やフッ素塗布を行います。
C1初期段階のむし歯
エナメル質が菌に溶かされて、小さな穴が開いた状態。ほとんど痛みもなく、経過観察する場合もありますが、これ以上むし歯が広がらないような予防的処置としても、穴の部分を少しだけ削り、プラスチックの詰め物を施す治療を行います。
C2象牙質のむし歯
エナメル質の内部にある象牙質まで穴が開いた状態。冷たいものや甘いものがしみるなどの症状を自覚するようになります。むし歯の患部を削り、プラスチックの詰め物をする、あるいはセラミックなどのかぶせ物するといった治療を行います。
C3神経まで達したむし歯
象牙質の中にある神経（歯髄）までむし歯が浸食した状態。炎症を起こしている場合が多く、ズキズキした痛みや腫れ、膿を伴うので、早急に治療が必要です。歯の大部分は溶けているため、残った歯根部分の根管治療を行うか、神経を除去します。
C4最終段階のむし歯
歯の上部の大部分は溶けてなくなり、根だけが残っている状態。すでに神経が死んでいる場合は痛みすら感じませんが、この状態を放置せずに抜歯か根管治療を行います。
C0（ごく初期段階のむし歯）
歯の表面にあるエナメル質が少し白濁している状態で、痛みなどの自覚症状も穴もなく、見た目にはむし歯とはわからない状況です。このような初期段階では経過観察を行い、予防治療の説明をして、歯みがき指導やフッ素塗布を行います。
C1（初期段階のむし歯）
エナメル質が菌に溶かされて、小さな穴が開いた状態。ほとんど痛みもなく、経過観察する場合もありますが、これ以上むし歯が広がらないような予防的処置としても、穴の部分を少しだけ削り、プラスチックの詰め物を施す治療を行います。
C2（象牙質のむし歯）
エナメル質の内部にある象牙質まで穴が開いた状態。冷たいものや甘いものがしみるなどの症状を自覚するようになります。むし歯の患部を削り、プラスチックの詰め物をする、あるいはセラミックなどのかぶせ物するといった治療を行います。
C3（神経まで達したむし歯）
象牙質の中にある神経（歯髄）までむし歯が浸食した状態。炎症を起こしている場合が多く、ズキズキした痛みや腫れ、膿を伴うので、早急に治療が必要です。歯の大部分は溶けているため、残った歯根部分の根管治療を行うか、神経を除去します。
C4（最終段階のむし歯）
歯の上部の大部分は溶けてなくなり、根だけが残っている状態。すでに神経が死んでいる場合は痛みすら感じませんが、この状態を放置せずに抜歯か根管治療を行います。
当院のむし歯治療
むし歯治療で来院される患者さまが多い当院では、患部を削り、そこを型取りして、プラスチックの詰め物をするというスタンダードな治療を行っています。あるいは、患部がすでに重症化している場合には、抜歯ということになります。
ただ将来的に、もしむし歯が再発したり詰め物・かぶせ物が取れてしまったりしたとき、治療のためにはどうしてもその歯をまた削らなければなりません。つまり1回治療した歯は、その先でもまた削る治療が必要になる可能性をはらんでいるのです。ただし、何回も治療を重ねることは基本的に行うべきではありません。大事な歯をさらに削るような治療は、歯科医としてはできる限り避けたいことです。
そこで当院では、今後は患部となった歯でも「できるだけ削らない」「抜かない」治療を方針としてまいります。現在は治療技術も医療機器も、それを可能にする条件が揃っています。あとはなるべく早めの段階で患者さまに来院していただき、できるだけ軽症なうちに治療を開始しましょう。
また、神経も安易に抜いてしまうと、その先、たとえ歯の部分が残っていてもむし歯になりやすく、トラブルの元になりかねません。神経を温存するための根管治療は、技術と専用機器の向上によって不可能ではなくなってきています。
患者さまの症状によりますが、当院では痛みなどの症状を解決するだけではなく、将来の患者さまのお口の状況を想像した上で、現在の治療に取り組みます。
